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営業を止めずにLED化する|夜間・定休日・エリア分割の使い分け

店舗のLED化でいちばん気になるのが営業への影響です。夜間工事・定休日工事・エリア分割の3つの方法について、費用と工期の違い、事前に伝えるべき情報を整理します。

LED工事ナビ編集部公開 2026年8月6日時点の情報
目次
  1. 方法1: 夜間工事
  2. 方法2: 定休日にまとめる
  3. 方法3: エリアを区切って営業中に進める
  4. どれを選ぶかの判断材料
  5. 見積もりの前に伝えるべき情報
  6. 工事当日の準備
  7. 結局どうすればいいか

店舗や事務所のLED化を検討するとき、多くの方が最初に心配するのが「営業を止めなければならないのか」という点です。結論から言えば、多くの場合は止めずに進められます。ただし方法によって費用と工期が変わるため、条件に合った選び方が必要です。

方法1: 夜間工事

閉店後に作業する方法です。もっとも一般的で、営業への影響がありません。

利点は、客がいない状態で作業できるため効率がよく、什器を動かす必要がある場合も対応しやすいことです。脚立を立てる、床に養生を敷くといった作業も自由に行えます。

注意点は費用です。時間外の作業となるため割増が加わります。割増率は業者によって異なるため、見積もりの段階で確認してください。また、深夜の作業音が近隣の迷惑にならないか、ビルの管理規約で作業可能な時間帯が決まっていないかも確認が必要です。テナントビルでは、夜間の入館手続きが必要な場合もあります。

方法2: 定休日にまとめる

定休日に一日かけて作業する方法です。

利点は、夜間より割増が抑えられる場合があること、そして時間の制約が緩いことです。閉店後の数時間では終わらない規模でも、丸一日あれば完了することがあります。

注意点は、規模によっては1日で終わらないことです。台数が多い場合、複数の定休日にまたがることになり、期間が延びます。また、定休日が業者の休日と重なる場合は調整が必要です。

定休日が週1日の店舗では、工事のために2〜3週にわたることもあります。その間、一部だけLEDになった状態が続くため、見た目の違和感が出ることがあります。

方法3: エリアを区切って営業中に進める

フロアや売り場を区切り、一部を閉じて作業しながら営業を続ける方法です。

利点は、割増がかからないことと、通常の営業時間内に作業が完結することです。飲食店ならランチとディナーの間の時間、物販店なら客の少ない時間帯を使う方法もあります。

注意点は複数あります。工期が延びること。作業中の音や脚立が客の目に入ること。安全確保のため、作業エリアを明確に区切る必要があること。客の動線と作業員の動線が交差しないよう配慮が必要なこと。

この方法が向くのは、フロアが広く区画を分けやすい店舗、あるいは客の入りに波がある業態です。狭い店舗では現実的でないことが多くなります。

どれを選ぶかの判断材料

3つの方法から選ぶとき、判断の材料は次のとおりです。

第一に台数です。台数が多いほど作業時間が長くなり、閉店後の数時間では収まらなくなります。第二に営業時間です。深夜まで営業している店では夜間工事の時間が取れません。第三に店舗の構造です。区画を分けられるかどうかで、営業中の作業の可否が決まります。第四に費用です。割増を避けたいのか、工期を短くしたいのか、優先順位を決めておきます。第五に、客への影響をどこまで許容できるかです。

多くの店舗では、夜間工事か定休日工事のどちらかになります。台数が多い場合は、両方を組み合わせて数回に分ける進め方もあります。

見積もりの前に伝えるべき情報

業者に見積もりを依頼するとき、次の情報を先に伝えておくと、無駄のない工程を組んでもらえます。

営業時間と定休日。作業可能な時間帯(ビルの規約がある場合はその内容)。器具の台数と種類(種類別に数えたもの)。天井の高さ。脚立を立てられるか、什器の移動が必要か。搬入経路(エレベーターの有無、階段のみか)。廃棄物を一時的に置ける場所があるか。

これらが最初にわかっていれば、業者は現実的な工程と正確な金額を出せます。逆に、これらを伝えずに見積もりを取ると、現地で条件がわかった時点で金額と工期が変わることになります。

工事当日の準備

工事の日には、店舗側でも準備が必要です。

照明の下にある什器や商品を移動できるようにしておく、あるいは移動を業者に依頼するかを決めておきます。床の養生が必要な範囲を確認します。作業中に電源を落とす必要があるか、落とすとしたらどの範囲かを事前に確認してください。レジや冷蔵設備の電源が落ちると困る場合は、その旨を伝えておきます。

また、工事後に照明の色や明るさが変わるため、スタッフに事前に伝えておくと混乱がありません。

結局どうすればいいか

第一に、営業を止めずに進める方法は3つ(夜間工事・定休日工事・エリア分割)あります。第二に、夜間は割増が加わるが効率がよく、定休日は割増が抑えられるが規模によって複数回に分かれ、エリア分割は割増がないが工期が延びます。第三に、台数・営業時間・店舗の構造・費用・客への影響の5点で選びます。第四に、見積もり依頼の前に営業時間、作業可能時間帯、台数と種類、天井高、搬入経路を伝えてください。第五に、工事当日は什器の移動と電源を落とす範囲を事前に確認し、スタッフにも周知しておくと当日が円滑に進みます(2026-08-06時点の情報です)。

出典・参考

官公庁など一次情報を中心に確認しています(確認日を併記)。

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